ジスペケのバイクがアニメに登場していた!
ジスペケがアニメに登場していた。
GK76Aではないんですが、GK73Aです。
そのジスペケが登場したアニメと言うのは浦沢直樹が作者の「YAWARA」という作品です。
1986年から1993年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載され、柔道をテーマにしたスポーツ漫画としては異例の大ヒットを記録し、柔道ブームを巻き起こした漫画で1989年に読売テレビ(日本テレビ系列)でテレビアニメ化され、1992年まで放送されました。
参考:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/YAWARA!
このアニメの作中、7話と13話にGK73Aが登場します。
「YAWARA第7話」
「YAWARA第13話」
たしか、どこかでNC30も登場していたような気がしましたが、探しきれませんでした。
すいません。
ところでアニメに出てくるバイクと言われると何を思い出しますか?
今は「ばくおん」などの萌キャラを絡めたバイクアニメが多いような気がしますが、僕は昔の人なのでやっぱり、大友克洋のアニメ「アキラ」の中で出てくる金田のバイクをすぐ思い浮かべます。
架空のバイクでありながら近未来的なフォルムが人気を集め、
モーターショーなどではこれによく似たバイクが毎回登場しています。
例えばこんなのとか。
【Honda Chopper】
参考:http://goo.gl/TNWrIu
他にはこんなのとか。
【SUZUKI G-Strider】
参考リンク:http://goo.gl/ez5rdS
実際、今のビッグスクーターはこの金田のバイクが発想の元となっているらしい。
スタイル的には金田のバイクが参考になってはいるものの、中身はというと
より扱いやすい単気筒エンジンを採用しているものがほとんど。
低回転でのトルクがあるためエンストしにくく、マイルドな走行が売りですね。
その辺は「スクーター」を意識して作られていると思います。
出力も250CCクラスなら20馬力程度。
対して、金田のバイクは200馬力。
アニメの中で、
「俺用に改良したバイクだ、ピーキー過ぎておまえにゃ無理だよ」
というセリフがいまでも頭に焼き付いています。
この金田のバイクというのは、前後両輪駆動でバックもでき、コンピューター制御のアンチロック・ブレーキ・システム、1万2千回転の200馬力というスペック。
しかもあのポジションなので、仮に実在するならば、乗りこなすまでには相当なテクニックが必要と思われます。
動力はガソリンエンジンで発電した電気を両輪のコイルを回転させて走行する電動バイクのようですが、1万2千回転とは多分、エンジンではなくモーターのことを指しているのでしょう。
電動駆動なのでおそらく加速もスムーズだとは思いますが、加速度的にエンジンより優れているため、高回転域ではピーキーすぎると表現しているのだと思います。
作中の中でバイクの出力を200馬力と言っていまいたが、通常モーターなどの電力で動くものは出力をキロワットで表します。
200馬力をkw(キロワット)に換算すると、1馬力=0.746kwなので149.2kwになります。
この数字を見たところでどうなの?
って感じですが、
分かりやすくするために、比較し易いものとして電気自動車のNISSANリーフと比べてみることにします。
リーフのスペックが
出力=80kW(107.2馬力)/2730~9800rpm
モータ最高回転数=10390rpm
となっているので、数字だけみると金田のバイクの方が上。
これに車重を考慮すればパワーウェイトレシオとしては金田のバイクはかなりのハイスペックであることがわかります。
その昔、バイクで200馬力なんて、そんなの市販車ではあり得ないでしょ。
と思っていたら、現在では普通に市販されてますね。
代表的なものとして、
KAWASAKI ZX14R
KAWASAKI ZX-10R EUR仕様 2014モデル
KAWASAKI NINJA H2
BMW S1000RR(2015年モデル)
などです。
200馬力のバイクもお金出せば買える時代です。
ある意味恐ろしい時代でもあります。
ちょっと話がそれましたが、金田のバイクの話に戻ります。
当時、
「あんな金田のバイクに乗ってみたい!」
という輩が結構いてました。
乗ってみたいという気持ちはあるけど、所詮、近未来バイク。
実際には不可能だろう、
と思っていたらあのバイクを作った人がいるみたいです。
性能はともあれ、ちゃんと走行するのでスゴイと思います。
見た感じ、通常のバイクより目線が低いので視認性が悪そう。
でも格好いいし目立つでしょうね。
「アキラ」の他には、「バイクのアニメ」という話に戻ると、バイク漫画の金字塔とも言われる「バリバリ伝説」が有名です。
一応、アニメ化されたみたいです。
有名なんだけど、アニメ化されてもDVDが市販されませんでした。
なぜか?
「アキラ」との決定的な違いはバイクそのものをテーマにした内容なのかどうかということ。
バリバリ伝説はターゲットユーザーを完全なバイクフリークに限定してしまったところに売れない原因があるのでしょう。
一部のマニアを対象にしただけではアニメ自体売れないと思います。
とまあ、僕の中ではバイクアニメと言ったらこの2つを思い浮かべます。
僕の年代的に古いものばかりの話になってしましました。
僕が最近アニメを見ると行ったら子どもと一緒に「妖怪ウォッチ」を見るくらいで、今どんなバイクが、どんなアニメに登場しているのかよく知らないのですが、ネットで検索すると色々出てくるので、詳しいことは他のサイトにお任せます。
(無責任?)
ということで、今日はバイクとアニメを絡めたお話でした。
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Comment
ばくおんがアニメ化されるみたいですね。
バイクマンガがアニメ化されるのは楽しみですけど、SUZUKIがdisられてるのをTVでもみてしまうのは悲しすぎるような気が…(-_-)
ばくおん読んだことないのですが、SUZUKI車がdisられているのですか?信じられませんね。
暇な時にでも読んでみようと思います。