バイクのバッテリーについてのウンチク
今日はバイクのバッテリーについてのウンチク。
興味なければ読み飛ばしてね。
バイクって普段、通勤や通学を除いて、あまり乗らない乗り物だと思うので、バッテリーあがりを経験した人は多いのじゃないでしょうか?
そのような、いざ乗ろうと思った時にバッテリー上がって乗れないときってどうしてます?
・その日は乗らない
・とりあえず車のバッテリーから電源をとってエンジンかける
・押しがけしてみる
・・・・・いろいろあると思います。
バッテリーがあがってしまうと、基本的にエンジンがかけられませんので走行不能ですね。
近くに電気を供給できる車やバイクがあり、かつケーブルがあれば救済することができますが、
そうでなかったら、充電器で充電することになるのでしょうか。
充電しても復活しなければ、新しくバッテリーを買い換えることもあるかと。
最近のバッテリーは非常に安価なものも多くなってきて、中には1,000円代で買えるものもありますね。
「安ければ性能もそれなりに悪いか、寿命が極端に短いものが多いのでは?」
と思われる方もいると思いますが、意外とそうでない物もあります。
僕は5年ほど前、ヤフオクで980円のバッテリーを落札したことがあり、まだそのバッテリーを使っていますが、未だに使えてます。
そんな「安物」を一度バッテリーあがりをさせてしまったことがあって、
「もうダメかな~」
なんて思っていましたが、充電したら普通に蘇りました。
今から20年ほど前はインターネットなどのインフラも整備されていませんでしたので、もちろんヤフオクなど存在しているわけがなく、ネットでものを買うということができなかったので、必然的にバイクショップでバッテリーを注文していましたが、その時はバイク用のようなあんな小さなバッテリーに10,000円以上は普通に払っていましたね。
今じゃあ考えられませんが、当時はそれが普通でした。
今でもパナソニックなどの一流メーカーのものは10,000円以上するものもありますが、普通に使っているぶんには「安物」とそんなに違いは感じられないと思います。
なので個人的には安いバッテリーでも十分だと思います。
安物だと寿命が短いとか、バッテリーあがりをさせてしまうともうダメだとか、いろいろな都市伝説がありますが、実際そういうものもあれば、そうでないものもあると思います。
要は買ったバッテリーが「当たりかハズレか」の違いだけのような気がしてます。
一流メーカーのものでも、ハズレを引けばすぐにバッテリーもイカれることもありますから。
なので、バッテリーについては安物でも十分だという個人的な意見です。
話がちょっとそれましたが、バッテリーが上がってしまったら、バイクはその他に、車と違って人力で押すことができるので、「押しがけ」してエンジンをかける方法もありますね。
※クラッチのないスクーターはそもそも押しがけ不能。
最近のバイクはインジェクションを搭載しているので、昔のキャブ車みたいに「押しがけ」さえもできないものが多いですが。
インジェクションの場合、ガソリンを電磁ポンプで送っているので、バッテリーがなかったらエンジンがかからないことが主な原因です。
ただ、小排気量のバイクは電磁ポンプがないので、そうでもないらしい。
とはいうものの、全くエンジンがかからないかというと、これまたそうでもないです。
以前、スズキのGSXR1000(K2)に乗っていた時、押しがけでエンジンがかかるかどうがやってみたことがありますが、その時は普通にかかりました。
バッテリーが上がって燃料ポンプが働かなくても、押しがけでエンジンを回すと吸気ポート側に負圧がかかり、その圧力でインジェクションにつながった燃料ホースの中のガソリンが吹き出し、エンジンがかかるといったことが要因だと思われます。
いずれにせよ、キャブ車じゃなかったら「押しがけ」ではエンジンをかけるのはやめておいたほうがいいかもしれません。
燃料系統に何かしらの負荷がかかってきますので。
そう思うと、アナログチックなキャブ車は変に気を使うこともないので、ある意味取り扱いが楽かもしれません。
今、僕が乗っているバイクも25年前のものなので、もちろんキャブ車。
押しがけOKバイクです。
でもエンジンが冷えているとなかなか押しがけではかからないんですよね、これが。
なので僕の場合、バイクに乗ろうとしてバッテリーが上がっていたら
すんなり「諦め」ます。
どうしても必要なら軽トラからケーブル引っ張ってきてエンジンかけるかなぁ。
とはいうものの、あまり乗らない冬でも、気が向いたら時々エンジンかけているので、最近はバッテリーあがりさせてしまうことも少ないです。
安物バッテリーもいつまで使えるのか・・・
それはやってみないと分からない!?
ということで、バイクのバッテリーについて
「どうでもいい」お話でした。
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