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安っすぅ!バイク車検が〇〇,000円台に突入/バイクユーザー車検のやり方(2021年版)

2021年版バイクのユーザー車検のやり方です。

車検費用がまたまたお安くなりました。

というのも昨年2020年4月1日に自賠責保険(強制保険)の料金が改定されて16%程度安くなり、それに伴って車検に必要な金額も安くなり、ユーザー車検をすれば17,000円程度で済んでしまうという、信じられないような金額で受けることができようになったからです。

ユーザー車検を自分でやってみようと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。

2021年4月に車検受けたぜ!バイクユーザー車検のやり方

4年前の車検の時にもこのブログでユーザー車検の様子をご紹介していますが、今一度、そのやり方を記事にしていこうと思います。

バイク屋に車検をお願いするよりも自分で受けるユーザー車検のほうが費用もぐっと安く済みますから、メリットは大きいと思います。

ただ、バイクの整備にかかわる知識が多少は必要になりますし、お金がかからない分、自分の労力と時間が必要になりますので、その辺の費用対効果を考えてご判断いただけるといいかと思います。

ユーザー車検を受けるにあたって、やることとしては、

1.車検予約をとる。
2.バイクを整備する。
3.必要書類とお金を用意する。
4.予約した日に車検場へバイクを持ち込む。
5.テスター場で光軸合わせをする。
6.ユーザー車検の窓口で受付及びやり方を教えてもらう。
7.別の窓口で自賠責保険に加入する。
8.また違う窓口で他の書類をそろえ、印紙を貼る。
9.書類に記入する。
10.ユーザー車検窓口に行って書類を提出する。
11.バイクの検査を受ける。
12.無事に検査が合格なら検査場の出口付近の窓口に書類を渡す。
13.書類を返してもらってから、車検証発行窓口にその書類を提出する。
14.新しい車検証とステッカーをもらい、ナンバープレートにステッカーを貼る。

という流れです。

では順を追って説明してきます。

1.車検予約をする

まずは車検予約しなければいけません。
予約をするには国土交通省の自動車検査インターネット予約システムのホームページで行います。
検査予約システム-予約トップ (naltec.go.jp)

アカウントをすでに持っている方は「ログイン」から、持っていない方は新規アカウントを登録。

そこから入っていって車検の予約日を取っていくわけですが、具体的なやり方としては数年前と今とでは変わっていないようなので、こちらで説明していますからご参考まで。
なのでここでは割愛します^^

2.バイクを整備する

バイクを車検用に整備します。
基本的に車輌をノーマルに戻すということですね。

僕のバイクの場合、各所にいろいろと手を加えていますから、そのままではもちろん車検には通りません。

なので検査で必要なところをノーマルに戻しつつ、検査で問題ない箇所はそのままにして整備していきます。

まず交換するパーツとして
・マフラー(音がうるさいので)
・バックミラー(社外品をつけているため)
・ヘッドライトアッセンブリ(光量対策として)

取り付けるパーツとしては
・リフレクター(法的に必要な部品です)
・スクリーンエッジのゴム(なくてもいいような気がしますが念のため)

反対に取り外すパーツは
・スマホホルダ(走行の支障となりうるため)
・レバーガード(これも走行の支障となりうるため)
・アッパーカウルのフロントマスク(そもそもアウト)
です。

その前に、タイヤの溝が結構すり減っていましたから、ヤフオクで買った中古タイヤに交換しています。


3.必要書類をそろえお金を用意する

車検で必要になる書類を準備します。
自宅で用意するものは、
・車検証
・保険期間の切れていない自賠責保険証
・有効期限内の納税証明証

です。

車検を受けるためには他にも書類が必要ですが、それらは運輸支局で購入します。
あとは現金。

4.予約した日に車検場へバイクを持ち込む

車検予約した日にバイクを運輸支局まで持っていきます。
検査員の印象をよくするために一応洗車しました。

念のため、予備の電球と道具を持参。
万が一、検査直前に球切れで検査を受けられなかったってことのないようにします。

僕のバイクはまだ車検は切れていないので、自走して車検場までいくことはできましたが、荷物があるので軽トラで行きました。

またトラックに積んで行く場合、持っていくものの中で忘れてはいけないのがヘルメット。

検査場に着いてから光軸合わせのために、バイクをテスター場まで一般道を通って行かないといけませんので、ヘルメットも必要です。

忘れた場合、もしくは車検切れの場合は面倒ですが、テスター場でバイクを下して光軸合わせして、その後またバイクを軽トラに積んで、運輸支局でまた下ろして、、、というメンドクサイことになります。(岐阜の場合)
(ただ車検が切れていないバイクで自走していけば何の問題もありませんけど)

検査場(陸運支局)到着

5.テスター場で光軸合わせをする

車検ではヘッドライトの光軸検査と光量検査というものがあります。
光軸は光がちゃんと前を向いているかを検査し、光量は明るさを検査するんですが、こればっかりは検査機がないと自分では調整できませんので、運輸支局の近くにあるテスター場で検査調整をしてもらいます。

毎度のことですが、僕のバイクは光量不足でいつもアウトになりますから、バルブのハイビーム端子とバッテリーのプラス端子を直結にして光を増す裏技を使っています。
イラストで描くとこんな感じ
(H4バルブの場合)

これは光量検査はハイビームにして行いますのでバルブの明るさを増すための秘策です。
古いバイクになるとこういった問題が出てくるので苦労しますわ。

6.ユーザー車検の窓口で受付及びやり方を教えてもらう


初めてユーザー車検をやってみようと思っている方はまずユーザー車検窓口に行ってやり方を教えてもらいます。

その時に何番の窓口に行って、何をそろえるかといった用紙をもらえると思いますから、その手順に従ってやっていくとスムーズかと思います。

僕の場合は大体はユーザー車検のやり方を理解していますので、軽く話を交わした程度です。

7.自賠責保険に加入する

岐阜陸運支局の場合、12番窓口に行って自賠責保険に加入します。
加入する日時を決めるため、以前の自賠責保険証が必要になりますので車検証とあわせて提出し加入手続きしてもらいます。

自賠責保険は運輸支局の窓口で入らなくても近くのバイク屋や保険を取り扱っているお店でも入ることができます。
また車検日に合わせて事前に加入しておくこともできますので、当日ゆとりをもって車検に挑みたい方はそちらの方がいいかもしれませんね。

また、今はネットやコンビニなどでも加入できそうな感じもしますが、車検対象となる251㏄以上のバイクは加入できないようなのでご注意ください。(2021年4月現在)

8.違う窓口で他の書類をそろえ、印紙を貼る

車検には3で用意した書類のほかに
・点検整備記録簿
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
・自動車検査票

が必要ですから、これらの書類を10・11番窓口で購入します。(窓口番号は運輸支局によって違うかもしれません)

なお自動車重量税納付書に貼る自動車重量税の印紙(僕のバイクの場合は5000円分の印紙)と継続検査申請書に貼る検査手数料分の印紙もここで購入することになります。

点検整備記録簿はここで販売されているもの以外でも大丈夫だと思います。
普段からバイクを整備記録簿にばっちり記録している方はそれでもいいかと思います。そんな人はいないと思いますけど。

僕の場合はもちろん整備記録簿なんてつけていませんから、毎回この窓口で買ってその場で自分で記入しています。

9.購入した書類に記入する

各書類にはバイクの登録番号や車体番号、原動機の型式などを記入する必要があるので、車検証を見ながら記載していきます。

この時に走行距離も記入する欄がありますから、事前にバイクの総走行距離を控えておくといいでしょう。

10.ユーザー車検窓口に行って書類を提出する

3と8で用意した書類をもってユーザー車検の窓口に提出します。
担当の人が書類をその場でチェックしてくれますから、OKだったらいよいよ検査場にバイクを持ち込みます。
チェックしてもらった書類を受け取り、その書類とバイクを検査場に持ち込みます。

余談ですが僕はこの日第4ラウンドに予約していたんですが、運輸支局に早く着いたこともあり、第4ラウンドの受付時間まで数十分時間があったんですよ。
だけど待っているのも時間がもったいないので先に受付してもらったんですね。
そしたらもう検査に入っていいということを言われ、結局第3ラウンドの時間中に検査を受けられました。
もしかしたら担当者や運輸支局によってはだめかもしれませんし、混み具合によって無理かもしれませんが、早めに検査を受けさせてもらえる場合もありますから、陸運支局に着いたら早めに受付を済ませるといいかもしれません。

11.バイクの検査を受ける

いよいよ検査場でバイクの検査を受けます。
検査場に入る前に検査員がどこからともなく近づいてきて、まずは書類がチェックされます。
その後、実車の検査をされます。

検査する内容としては
・ヘッドライト、ウィンカー、ストップランプ、ホーンなどの電気系のチェック。
・車体番号と原動機の型式が書類とあっているかの整合正チェック。
・検査員によってはボルトのゆるみや車高、車幅のチェック。

などです。

検査員からOKをもらったら検査ラインに入ります。

ラインに入る前に、バイクのヘッドライトが1灯式なのか2灯式なのかを選択しないといけませんから、操作盤のところに行って最初にボタンを操作。

その後検査ラインへ。

僕のバイクは年式が古いので排気ガス規制の対象外ですから、マフラー内に検査棒を突っ込む検査はなくて、そこはスルー。
バイクにまたがり、検査ラインに入って電光掲示板の指示に従い検査します。

フットブレーキを踏んだり、前後ブレーキをかけたり。
OKなら電光掲示板に〇、ダメなら×がでるので、〇の表示が出たときはホッとします。

一旦ラインに入ると自動で検査が進みますから、焦らずに掲示板の指示に従い順に検査していきます。
スピードメーターと前後ブレーキの検査をした後、光軸、光量検査。

僕の場合は2灯式なので片方づつ検査します。
2年ごとにユーザー車検やってきてますが、この光量検査だけはいつも緊張しますね。

でもそこはすかさず例のスーパーハイビームスイッチをこっそりONにして、エンジン回転をビミョーに上げつつお祈り。

検査が終わり掲示板に〇印が出てホッ。

バイクを検査ラインから出して、検査票に印字する検査器にマークシートを差し込んでガチャと印字。

とりあえずこれで全部の検査が終了。

12.無事に検査が合格なら検査場の出口付近の窓口に書類を渡す

検査が終わり検査場から出て、出口付近のところにある総合判定BOXで書類を最終チェックしてもらいます。

13.書類を返してもらってから、車検証発行窓口にその書類を提出する。

総合判定BOXでの確認がOKなら、返してもらった書類を今度は事務所の建物に行って7番窓口(継続検査有効期間更新窓口)に提出。

14.新しい車検証とステッカーをもらい、ナンバープレートにステッカーを貼る

しばらく待っていると新しい車検証とステッカーを発行してもらえるので、受付番号もしくは名前を呼ばれたら取りに行きます。

これですべての作業が終了。

最後にステッカーをバイクのナンバープレートに貼り付けるのをお忘れなく。
これで今後2年間はまた公道で正々堂々とバイクに乗れるという国からのお墨付きをいただきました。

ステッカーの表示も幾分変わりましたね。

ということで今回の車検にかかった費用をまとめてみました。
・光軸合わせ:1,100円
・自賠責保険:9,270円(24カ月)
・点検記録簿:105円
・自動車登録印紙:400円
・自動車審査証紙:1,300円
・自動車重量税:5,000円
合計で17,175円でした。

前回が19,405円でしたのでそれよりも2,230円安くできました。

ただ実際にはバイクの整備にかかわる費用がここに加わってますので、もう少しお金がかかってます。タイヤ代とかオイル代とかね。

ということで今回は2021年版ユーザー車検のやり方をお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!

追記
車検では自賠責保険は必須ですから万が一事故が起きても大丈夫だと安心してはいけませんよ。
ご自身の安全と家族のためにも任意保険にも必ず入っておいてくださいね。

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