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バッテリーからありえない異臭!高温&液漏れでバイクのバッテリー死亡&帰宅不能




車検を受けた翌日、早速我がジスペケで街ならぬ山へ繰り出すことにしました。
5月4日、天気は上々。絶好のライディング日和です。

バイクに乗るのは約1年ぶりということもあって、初めのうちは安全運転で♪
後半は分かりませんけど。

ということで多少の緊張と期待と興奮を胸に、ワクワクしながらバイクを車庫から引っ張り出してエンジンスタート。
「さあ、今日はどこの山へ行こうかな」なんて考えながら、興奮度もMAX。
気持ちいい5月の気候の中、爽快にバイクを走らせましたよ。

ただ・・・
その時はまだこれから起こる危機的状況を知る由もありませんでしたけどWWW

バイクを走らせて2時間くらい経過したころだったかな。
よくわからん山道を走らせていると、見るからにちょっとヤバそうな、今にも崩れそうな崖のくぼみに人が休憩するベンチがある。。。

「誰がこんな危険なところで休憩するんだ?」
なんて思いながら、そういう自分もバイクを停めて休憩。

「今地震が来たらバイクもろとも即死だろう」なんて考えながら、やっぱりその場所にいるのが恐ろしくなったので、早々にその場所を立ち去ります。

それから1時間ほど走ったところである橋を通過。
この橋も見るからにヤバそう。
橋の端にバイクを停め、川底を見るとなんだか引き込まれそうになります。

かなり古い橋だと思います。
落下防止のために設置してある防護柵も取ってつけたような簡単な作り。
なので余計不安になる。

ちょっと山奥に入るとこんな危険が場所が今でも平然とたたずんています(笑)

ついでに写真を数枚撮影後、あろうことかバイクから硫黄のような異臭が漂ってきました。
「なんやこの臭いは!」
一見温泉に来たかと思うくらい硫黄臭が鼻を突きさします。

「くっせ」って言いながら念のためバイクのあちらこちらに鼻をかざしましたがこれと言って原因がよく分からず、その時は何も考えずにスルーしました。

ついに電装系が逝ったか!突然のエンジン停止で山の中にボッチ!!

危険な橋の上では長居は無用と、再びエンジンをスタートさせ颯爽とバイクを走らせます。
10分くらい走った頃だったでしょうか。

次の休憩ポイントを発見!
景色のいいところでバイクを路肩によせエンジンを止めようとしたら、なんと自動でエンジン停止。
「俺のバイク、最近はやりのエコアイドルじゃん」
なんて浮かれポンチのようなことを言いながら、お尻の下から硫黄臭をプンプン漂わせているバイクを降ります。
ちなみにおならの臭いではありません(笑)

景色を堪能した後、エンジンをかけようとセルスイッチを押しますが、無反応。
幾度となくセルを回そうとしましたが、完全無視されました。
「なんか嫌な気がする」
僕は普段、感情を表に出さない人間ですから1ミリも焦ることなく平静を装っていましたが、実は頭のなかでは相当パニクっていました。

でもライダー歴27年の歴男です。
簡単には食い下がりません。
そこで頭のなかでトラブルシューティングしてみます。

「スターターが回らないということはただのバッテリー上がりかもしれない。」
「ということは押しがけすればエンジンはかかるはずだ。とりあえずエンジンをかけてみよう」
と、近くにあった下り坂を利用してギヤを入れクラッチをつないでみたらあっさりとエンジン始動。

「なんだ、ただバッテリーの寿命か?」
そう軽く考えながら、何事もなかったようにバイクを走らせました。

しばらく走って数分後、またもや今度は走行中にエンスト。
そのままクラッチを切り、惰性でバイクを走らせ路肩に寄せました。

「やっぱりなんか変だ」

そう思ってタンデムシート下の小物入れから工具を取り出し、シートを外してバッテリーをチェックしてみます。

するとバッテリーから吹き出すようにこぼれ出た汁と、触れないくらいに高温になったバッテリーが異臭を放っていました。
「こいつが嫌な臭いの元凶だったんか」

そう言えば前回も同じ症状の時があって、その時はヘッドライトがつかなくなる事件があったのを思い出しました。
>>その時の話。

もう完全に忘れていました。
あのときはたまたま家に帰ってからからのトラブルだったのでまだマシだったのですが、今回は人里離れた山奥です。

こんなところでエンジンがかからなくなるということはつまり、今日中には家に帰れなくなることを意味します。

「やべぇな。俺このままここで死ぬ運命なのか。」
なんて大げさなことを考えながら、とりあえず対処法を考えます。

バイクが動かないということは積車で引き上げてもらうしかない。
ということはレッドバロンに連絡することになるが、たぶんこんな山の中では2時間くらいは待たなければ来てくれない感じ。

一応JAFにも加入しているのでJAFに連絡することも考えましたが、バイクの牽引はムリだろうと思って却下。

ということはやっぱりレッドバロンに依頼するのが妥当。
だけど、こんなところで2時間以上待つなんて、待つのが嫌いな僕としてはそれもちょっといただけません。

そこで自力でなんとかできないか考えます。

「バッテリーが熱を持って液漏れしているということは、前回と同じ過充電による影響の可能性が大きい。つまり、バッテリーを冷やせば電圧が回復するかもしれないので、もしかしたら帰れるかもしれない!」
なんて浅はかな決断を下し、近くの法面を流れている湧き水でバッテリーを冷やすことにしました。

幸いウエストポーチの中に飲みかけのお茶が入ったペットボトルがありましたから、それを水汲みの容器に使って、何度も水をかけて冷やしてあげます。

でもバッテリーって熱を持つと簡単には冷えないんですよね。
それもそのはず、内部に鉛が入っていますから。

仕方ないので、とりあえずバッテリーが冷えるまで様子を見るしかなく、その場で立ちすくんでいても仕方ないのでバイクを押して帰り道を進むことにしました。

バイクってエンジンがかかっていると軽々しく感じますが、いざ人間の力で押そうと思うと簡単には動かないんですよね。
とにかく重い。
息を切らして気力でバイクを押していき、1km程進むと民家が見えてきました。

本当は、道中どこかの下り坂を利用して押しがけしてやろうかと思っていましたが、その下り坂がなかなかありません。

帰り道は多少の下り勾配が付いていましたが、バイクを押している状況ではほぼ平坦な道路と代わりないので、どんどん体力が奪われます。

このままではらちが明かないので、少し休憩してからガチの押しがけに挑戦。

思いっきり助走してクラッチミートするも、リアタイヤが浮石にのってタイヤがただ滑っただけの結末。
体力も気力もマジで疲弊しました。
ヒーヒー言いながらバイクの横に立ちすくんでいると、前方でなにやら垣根の剪定をしていた男性二人がこちらを見つめています。

お互い目があって不安そうな表情をした僕のもとに一人の男性が近づいてきました。
「ガス欠?」
なるほど、そういうパターンもあるのね。

心の中でそう思いながら、これまでの経緯を話しました。

村人「そうか、それは大変だな。ところでどこから来たの?」

僕 「〇〇です。」

村人「あ、じゃあそんなに遠くはないね」

なんて挨拶程度の会話をしながら、なにかいい方法が無いか相談してみます。
話をしているうちにどうもその人もバイク乗りだったようで、僕のバイクを見るなり何か閃いた様子で「ちょっとまってね」と言いながら家の方に引き返して行きました。

すると、家の奥からなんとバイク用のバッテリーを持ってきてくれたのです。

どうもその人の愛車のハーレーからわざわざバッテリーを取り外してきてくれたような感じ。
なんか申し訳ない。
早速そのバッテリーをバイクに搭載してみようとしたら、なんとプラス端子とマイナス端子が反対になっいたもんだからこれはムリかなって思ったのだけど、諦めの悪い僕はバッテリーコードを無理矢理引っ張って強引に取付。

そのままスターターを回すとあっさりエンジンが掛かりました。

「ん~これで帰れる」

ただ、過充電によるトラブル自体は解決したわけではなく、レクチファイヤーレギュレーター回りの故障なのは明白なので、帰りの道中でせっかく取り付けたバッテリーもパンクしてしまわないかと心配になってきます。

なので、なるべくエンジンを低回転で保ちながらゆっくり帰ることにしました。

帰り際、助けてくれた人にお礼を言って、「無事に家に帰れたらまた来ます」と一言言い残しその場を後に。

でも世の中親切な人はいるもんですね。
田舎の方だからなのかもしれません。

仮にその人に助けてもらわなかったら、未だに山の中に取り残されていたかもしれません。
もしかするとワイドショーなんかで今頃特集されていたかも。
「40代の男性、バッテリー上がりを苦に山の中でバイクとともに心中か!」
なんてタイトルで(笑)

まあそんなくだらないことはどうでもいいので、とりあえず1時間後、無事に家にたどり着くことができました。
ひとまず安堵の一瞬です。

家に着いて早々、心配していたバッテリーの状態を見ると、案の定さわれないくらい加熱されていました。
やはり完全に過充電です。

ひとまずバッテリーを取り外し、翌日に手土産をもってお礼がてらバッテリーを返しに行きました。
当日、その人は留守でしたが家の人に連絡してもらい、電話ですがお礼を言っておきました。

その時にパンクした自分のバッテリーも持ち帰って、色々と調べてみることにしました。

甦るか!過充電によるバッテリー負荷で、死んだバッテリーを生き返させる方法

まずは電圧測定。
無いですね。当たりまえか。

でもそのまま処分するのもなんなんで、僅かな期待を胸にそのバッテリーを充電してみることにしました。
翌日。
電圧を測っているとやっぱりダメ。

諦めの悪い僕は、もしかしたらバッテリー液が無いからかも、と思い、蓋を外して水道水を補充し、その状態で再び充電してみました。

翌日。
なんと電圧が回復。

試しにバイクにつなげてセルを廻してみると勢い良く回ります。

「こ、こいつ、動くぞ」

粘り勝ちとでも言うのでしょうか?
試しにエンジンをかけてみると、普通にかかりました。

まだイケそうね♪
バッテリー問題はこれでクリアです。

後は過充電問題。
前回の時にヤフオクでレクチファイヤーレギュレーターを落札したのを思い出し、その部品を引っ張り出して交換してやろうと考えていました。

とその前に、本当にレクチファイヤーレギュレーターがダメなのかテスターで調べてみることにしたんです。

まずはそのままでエンジンをかけ電圧を計測。
するとやはり数値が高い。

レクチファイヤーレギュレーターを取り外して今度はヤフオクで落札したそれを取付け、電圧を計測すると14V付近で安定しています。
やっぱりこいつが原因のようです。

ということで真っ先に交換。
不要になったレクチファイヤーレギュレーターは配線を切断し間違って使わないようにします。

これでしばらくは大丈夫でしょう。

でも実はまだ不安材料があるんですねぇ。
前にも書いたかもしれませんが、どうもイグナイターの調子が悪い感じがしています。

というのも、たまにエンジンを掛けてみるとなかなかかかってくれない時があって、調べてみたらスパークプラグから火花が出ていないことが判明。
そこでマニュアルをもとに調べてみると、どうもイグナイターに原因があるような感じ。

コネクタの接触不良か配線の断線かは分かりませんが、イグナイター周りを触ってあげるとエンジンがすんなりかかってくれます。
そこでこの際ですから、イグナイターも調べてみました。

と、ちょっと長くなりましたので、この辺でまた次回にします。

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