【自家塗装実践編】バイクをモンスターエナジーカラーに塗装する(Vol.2)

今回はアッパーカウルとフロントフェンダーの加工及び塗装のお話です。

ノーマルのフロントビューではイマイチカッコよさに欠けるので、ポリ板を加工して見た目の雰囲気を変える様子からまずは書いていきます。

ヘッドライトマスクの加工

ヘッドライトの上に被せるポリ板（ポリプロピレン板）を、ここではヘッドライトマスクと呼びます。

まずは塗装済みのアッパーカウルのセンター出しのために養生テープをはり、大き目の紙で型抜き。

二つ折りにしたカレンダーをカウルにあてがい、鉛筆などで形を書いていきます。

ハサミで切り取りあてがってみて多少の修正を行い、問題がなければポリ板に貼り付けてハサミで切り取っていきます。

切り取り完了。

カウルにヘッドライトを仮付けし、ヘッドライトマスクあてがうとヘッドライトの間に隙間がありこれを何とかしないといけません。

この間を埋めるために、今一度、紙で型抜き。

この型抜きが結構めんどくさくて、切って貼ってを繰り返し、何度も修正を行ってます。
納得できる形になったところで、ポリ板に転写、切り抜き。

ヘッドライトマスクはカウルに合わせて曲面の癖をつけさせ、頃合いを見て先に切ったポリ板をテープで仮止め。

裏からボンドを流し込み固定させます。

使ったボンドはこれ。
「コニシボンドサイレックス」

耐熱耐寒に優れていて、広い温度範囲（-60℃～120℃）で高い接着を保持してくれます。

ただ、説明書にポリプロピレンには接着できないとありますが、僕の場合、接着というより板の隙間を埋めて固着させているだけなので使用上問題ありません。

さすがにこれだけの量を盛ると乾くまで4～5日程度かかってしまった。

表側をクリアで吹き付けて完成。

赤ラインのステッカー加工

次にラインの加工。
紙をあてがい、カウルに合わせてラインを書いてきます。

ハサミで切り抜きカウルにあてがってみて気に入らなければその都度修正。

ステッカーの上に型紙を貼り付けて、ハサミで切り抜き、カウルに貼って完成。

先ほど加工したヘッドライトマスクをあてがってみます。

そのうえで赤ステッカーを加工しついでに白ラインも追加して貼り付け完成。

フロントフェンダー塗装

次にフロントフェンダーの塗装。
と言っても、ステッカーを貼ってクリアを吹いただけ。

ただ、ここでド失敗。
クリアを厚く吹きすぎて黒の塗装が溶け出すという失態をやってしまった。
ダンロップ文字に黒色が覆いかぶさってしまったフェンダー。

下手に手を加えると他の部分も被害が広がってしまうと思ったので、乾燥後、ダンロップのステッカーの上にさらにステッカーを貼るということで誤魔化した次第です。

ということで、今回は以上です。

次回に続く。